川端達夫総務大臣は民主党マニフェストの見直しについて「3党(民主・自民・公明)合意は政党間の約束であり、約束を守るのは当然」と3党合意を守る姿勢を明確にした。一方で、民主党が掲げた「マニフェストの理念は保つ」として、国民生活第一の政策スタンスは保つとした。
安住淳財務大臣は「与野党合意を得られるようにして、第3次補正予算案を早ければ来月中旬に国会に提出できるようにしたい」とするとともに、ねじれ国会での対応について「急がば回れ。与野党合意を先行させて対応していく」との考えを述べた。
また、震災復興財源の捻出について、安住財相は歳出削減できるところは削減し、回せるものは回して捻出するが、国民の皆様に一定の負担はお願いせざるを得ないと増税による捻出に理解を求めた。
また、鹿野道彦農林水産大臣は「震災復興を遅らせてはいけない。(財源が)これしかないから(事業は)ここまでになってしまうというのは話が逆。復興にいるから、どうするかということでなければならない」として財源捻出に国民の理解と協力を求めた。4日のNHKの日曜討論での発言。
(編集担当:福角忠夫)