菅直人総理は総理としての最後のブログに、退任後もライフワークとして再生可能エネルギーの促進に取り組む姿勢を綴った。
バイオマス・エネルギーは風力や太陽光エネルギー以上に大きな可能性を持つと植物が果たしてきた役割と魅力を語り、バイオマス・エネルギーにつながる延長線上のひとつとして「震災復興事業にもとり入れるため、瓦礫の中の木材を活用し、将来、林業の端材を活用するバイオマス発電所の調査費として2次補正で10件分、1億円つけた」ことも紹介している。
菅氏は「最後は植物党を作りたいと思っている」とし、新党を設け、参議院で持久的な政治活動をしたいと思っているのかと思わせるような言葉を残している。野田総理が誕生しても、前総理として、すべきことは山ほどあるはず、のんびりされていては困るというのが、震災被災者、原発事故被災者、国民の思いだ。
(編集担当:福角忠夫)