枝野幸男官房長官は25日の記者会見で、前日に中国漁業監視船が沖縄・尖閣諸島の日本領海内を約30分にわたって航行した問題について「昨日の記者会見では(領海内へのしんにゅうについて)漢字はどちらの漢字か申し上げておりません」と領海への「侵入」とも、「進入」とも明示しなかったとして、日中関係に配慮する表現を行った。
そのうえで、枝野官房長官は「大局的な見地に立って、日中間の関係が悪化しないよう、中国においても適切な対応を頂けるよう、期待している」として、こうした問題の再発防止に努めるよう中国側にエールを送った。
(編集担当:福角忠夫)