清水建設は、過去3年間の受注でシェアが5割を超えるなど、国際支店で非日系案件が大きなウエイトを占める中、非日系顧客に対する営業を機動的に展開し、受注拡大を図るため、9月1日付でシンガポールに非日系顧客の発注案件(非日系案件)を専門に扱う設計組織「国際支店建築設計部2部」を設置することを22日に発表した。
今回設置が発表された「国際支店建築設計部2部」には、当初は20名の設計部員を配置し、シンガポール、マレーシア、インドネシアなど、アジアを中心に非日系案件の設計施工での受注を目指す。一方、従来の国際支店建築設計部については、呼称を建築設計部1部に改称し、引き続き日本国内を拠点にして日系顧客発注の海外案件に対応する。