服部拓也社団法人日本原子力産業協会理事長は２４日開かれた衆議院外務委員会に参考人として出席し、東京電力福島第一原発事故について「地震、津波ということがあっても、原子力の場合、想定外ということは事故の性格から言って許されない」と語った。「大いに反省している」とした。
笠井亮衆議院議員（日本共産党）が福島原発事故について、放射性物質の拡散でいうと国内はもちろん、世界に影響を及ぼして、東電はもちろん政府の責任は免れない、今回の事態をどのように受け止めているかと問われ答えた。服部氏は東京電力福島第一原発所長や同電力副社長などを歴任した人物。服部氏は「福島での勤務が長かった者として、今、生活を破壊され、コミュニティを破壊された福島の地元のみなさまに大変申し訳ない気持ちでいっぱい」と述べた。
（編集担当：福角忠夫）
