保険契約者の個人情報の流出事件が相次いでいるなか、16日にはセディナが最大15万8248人分の顧客情報が過去に保険代理店事務の委託をしていた関係者により不正に持ち出され、売却された可能性が高いと公表した。
不正に持ち出され、売却されたと思われる情報はOMCカード会員の氏名、生年月日、性別、住所、電話番号と郵便番号。
セディナでは「カード番号や暗証番号等のカード情報は含まれていないため、クレジットカードが悪用される恐れはない」としているが、保険業界では、相次ぐ顧客情報不正持ち出し事件に、保険代理店事務委託先での顧客情報管理のあり方が改めて問われることになりそう。
(編集担当:福角忠夫)