2012年の国内線就航をめざした新たな航空会社が誕生する。カンタスグループと日本航空、三菱商事の3社が議決権ベースで均等出資し、ジェットスター・ジャパンを設立させると16日、発表したもので、東京(成田空港)、大阪(関西空港)をはじめ、札幌、福岡、沖縄への路線を検討しているという。また短距離の国際線就航も計画しているといい、アジアの主要都市を低料金で移動できることになりそう。
大西賢日本航空代表取締役社長は「多くのアジア諸国と日本の都市が結ばれることで日本を訪れる人がさらに増え、国内消費の活性化、ひいては日本経済全体の活性化に大きく繋がるものと考えている」と談話を発表。「航空の利便性を肌で感じていただき、新規需要創出につなげたい」としている。
新会社は資本金48億円(当初)、従業員150人(初年度)でスタート。運航時には資本金は120億円、従業員も数年後には800人に拡大する予定としている。
(編集担当:福角忠夫)