被災地外と地元ボランティアとの連携さらに重要

2011年08月09日 11:00

 宮城県気仙沼市入りし、災害ボランティアの活動状況などを視察してきた枝野幸男官房長官は8日、被災地にたくさんのボランティアの人たちに入っていただき、大きな成果をあげている、とボランティア活動を高く評価するとともに、今後の活動面では「心のケア、心理的・精神的なサポートなど、きめ細かい対応が必要になってくるウエイトが高くなってくる。その辺をどうシフトするか。また、被災地以外のボランティアと地元ボランティアとの連携がさらに重要になってくる」と被災者から求められるボランティアの質の変化に対応していく必要を語った。

 また、時間の経過とともに、ボランティアが減りかねないとして、枝野官房長官は「ボランティアの皆さんに期待するところはまだまだ多い」とし、政府としても、その辺でのバックアップを行っていくとの考えを示した。
(編集担当:福角忠夫)