枝野幸男官房長官は８日、パン・ギムン国連事務総長から菅直人総理に対し、９月２２日にニューヨークの国連本部で開催される原発の安全基準に対する首脳級会合への招待状が届いていることを明らかにしたが、誰が日本政府を代表して出席するか「具体的な出席者については（８日午前現在）未だ決まっていない」とした。
枝野官房長官は「会合には（日本政府として）積極的に参加して貢献すべきと考えており、できる限りハイレベルな出席者が望ましいとの立場で検討している」とした。
また、同日に予定されているパン・ギムン事務総長と菅総理の会談の席で、菅総理が自ら出席する意思をその場で伝えることはないのか、との記者団からの質問には「多分ないと思う」と語った。しかし、パン・ギムン事務総長は同日の会談で改めて菅総理に出席を求めるもよう。
（編集担当：福角忠夫）
