東芝メディカルシステムズは、住友電気工業との間で、病院情報システムの国内開発、販売を手がける合弁会社である東芝住電医療情報システムズについて、住友電気工業の保有する全株式(45%)を譲受することで合意。なお、株式譲受日は2011年10月1日を予定しており、これに伴い、2011年10月1日以降の社名を「東芝医療情報システムズ」に変更する予定となっている。
同社は、「東芝医療情報システムズ」が東芝グループの100%子会社となることにより、これまで手がけてきた病院情報システムと、同社の画像情報システム・技術との融合・シナジー効果創出を図り、国内医療情報ソリューション事業の一層の強化を図る。また、同社の画像診断システムと組み合わせて、病院から診療所まで幅広い医療機関向けトータルソリューションを提供。「東芝医療情報システムズ」は引き続き、課題である医療サービスの質の向上、効率的な医療経営の改革に貢献することを行動指針とし、ニーズに迅速にかつタイムリーに応えるとともに、コンサルティングから、開発、構築、運用、保守にいたる一貫したサポートで病院・診療所に最適なソリューション提案を行っていくという。
(編集担当:宮園奈美)