KDDIは、8月2日よりビジネスアプリケーション「KDDI Knowledge Suite」の提供を開始する。「KDDI Knowledge Suite」の提供は、デジタルマーケティングやSaaSソリューション、およびクラウドR&Dを事業として行うブランドダイアログとの業務提携による。
KDDIは、デバイスからネットワーク、データセンター、アプリケーションの各種サービスをシームレスに統合したソリューションによって最適な業務環境を提供する「KDDI MULTI CLOUD」を展開しているが、その自社アプリケーションの第一弾のサービスとして、「KDDI Knowledge Suite」が提供される。同アプリは、グループウエアと営業支援・顧客管理を統合し、スケジュールや電話メモなど、外出先での業務効率化を推進する。
ブランドダイアログが提供する「Knowledge Suite」は、これまでにもPCや携帯電話を中心に広く利用されているサービスだが、「KDDI Knowledge Suite」の開始にあわせて、初めて「Android」アプリケーションを開発。それによって、KDDIが提供するソリューションをさまざまなデバイスで利用できるようになった。今回のサービス提供にあたって両社は、資本・業務提携に合意。法人向けクラウド事業の拡大を目指すとともに、KDDIがブランドダイアログの第三者割当増資に応じ、第2位の株主となる予定だ。