第一交通産業は1日、住友三井オートサービスからのリースによって、電気自動車(EV)「日産リーフ」15台をタクシー車両として導入することを発表した。住友三井オートサービスは、「クルマ社会の発展と地球環境の向上への貢献」を理念に、「グリーン・フリート・マネジメント(Green Fleet Management)」をキーワードに、EVをはじめとした環境志向の車両の普及に向けた取り組みの一環として、EV導入企業および導入を検討している企業へのサポートを行っている。
一方、北海道から沖縄まで全国33都道府県に事業所を持つ第一交通産業グループは、タクシーやバスを中心とした交通事業を核に、不動産事業や旅行業、パーキング事業、オートガススタンド事業などを展開している企業グループである。グループ全体として環境活動にも取り組んでおり、タクシー事業においては営業車両による燃費向上およびHV車の積極的な導入を推進してきた。そんな中で同社はこのたび、電気自動車「日産リーフ」をタクシー車両として導入していく方針を決定。住友三井オートサービスの長年のEV導入実績と経験値を基盤にしたサポートを受け、円滑なEV導入サポートを目指す。
今回の発表にて両社は、タクシー車両へのEV普及を促すことにより、地域社会に向けた環境貢献へのさらなる推進を図ることを伝えている。