東日本大震災と余震の死者行方不明者2万人超え

2011年07月26日 11:00

 東日本大震災とその後の余震による死者・行方不明者は2万451人と2万人を超えている。警察庁緊急災害警備本部が25日発表したところによると、死者は1万5628人、行方不明者は4823人にのぼっていた。また、負傷者は5699人になっている。

 警備本部によると、死者が最も多いのは宮城県の9350人で、岩手の4612人、福島の1600人などだった。茨城でも24人、千葉でも20人が命を落としている。

 一方、建物被害では11万545棟が全壊、13万2089棟が半壊、263棟が全半焼するなどの被害がでていた。

 国土交通省では応急仮設住宅の建設を急いでおり、25日午前10時現在での進捗状況によると、必要戸数5万2814戸に対し、これまでに4万1596戸を完成。7028戸が建設中。用地確保ができ、建設着工予定のものが1993戸と、必要戸数に対し、完成、または建設中、着工予定のものを含めた総計は5万617戸にまでこぎつけているとしている。
(編集担当:福角忠夫)