旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁への報告文書「TM(真のお母さま)特別報告」に2021年の衆院選挙で自民党だけで290人を応援したことや報告書には32回も高市早苗総理の名前が記されていたことで教会と自民、総理との癒着ぶりが浮き彫りになっているが、高市総理が官房副長官に抜擢した同郷(奈良県)の佐藤啓氏が2022年の参院選挙最中、旧統一教会奈良協会から佐藤氏応援集会に招かれ、安倍晋三元総理の応援来県と重なったために、佐藤氏の妻が教会のこの集会に参加していたという事案を文春がスクープ報道した。
応援集会は安倍元総理が銃撃された、その日だった。文春が報じたTM特別報告の中での奈良教区長の報告記載部分によると「本日、勝利に向けた全食口(シック)総動員・天心苑祈祷出発式が終わり、自民党奈良県公認候補の佐藤啓候補者の応援集会を10時から行いました。候補者本人は11時からある大和西大寺駅前での安倍元総理の応援演説があるため来られず、夫人が代わりに来て奈良教会で応援集会を行いました」と記しているとしている。「食口(シック)」は教会員を指す。有権者に電話で選挙支援したことも記されていた。佐藤啓官房副長官はこの件に関してXなどでの言及はしていない。
通常国会での予算委員会では立憲・安住淳幹事長が「トップバッターとして旧統一教会問題や総理自身の脱法的献金を追求する予定だった」と話し、選挙後、徹底的に追及するとの考えを示している。(編集担当:森高龍二)













