電通は4日、クライアント企業の、主に中国事業展開に関する経営・事業戦略のコンサルティング会社として「株式会社クロスフェイス(以下:クロスフェイス)」を設立し、同日より営業を開始したことを発表した。
拡大する中国市場において、現地企業やグローバル企業との競争に直面しながら事業を展開している日系企業は、共通の課題として「事業戦略やビジネスモデルの刷新」、「業務・組織体制の見直し」などが強く求められている。こういった中で同社グループは、クロスフェイスを設立。広告をはじめとしたマーケティング業務だけでなく、中国事業の拡大などに係わる計画立案、実行・実務サポート、市場環境分析、ポジショニングの見直しといった事業戦略の検討、および各種オペレーションの実行支援など、日系企業の幅広いニーズに対応することができるサービス体制の強化を図ることを決定した。
尚、新会社は本社を港区赤坂に置き、資本金1億円、従業員数8人でスタート。尚、今回の発表では、年内にクロスフェイスの子会社を中国上海市に設立すべく準備を進めていることも合わせて発表している。