ローソン、被災した生徒を奨学金給付で支援

2011年06月29日 11:00

 ローソンは、東日本大震災により就学が困難になった生徒の夢を応援する「夢を応援基金」を設立し、7月1日より奨学金給付対象者の応募受付を開始している。

 今回、同基金を設立したきっかけは、ローソン店舗が日頃からたくさんの若者のアルバイトに支えられていること、また、今回の大震災から復興するためには、未来を担う若者達の力が大切だと考えていることをあげている。経済的な理由から今後の就学が困難となる生徒に、社会に出てから役立つ知識や技術を身に付け、諦めずに夢に向かってほしい、という想いから4月14日に設立したのだという。

 同基金の具体的な概要として、対象者は岩手・宮城・福島各県居住時に大震災で被災された高等学校・高等専門学校(1から3年)・高等専修学校に在学中の生徒及び2012年に高等学校・高等専門学校・高等専修学校に入学を予定している生徒。支援内容としては、奨学金として1人につき毎月30,000円を給付(返還不要)及びメンタルケアなどのサポート、アルバイト先の紹介などを予定している。募集人数は1000人。支援開始は2011年9月からとしている。