地熱発電事業で自然環境影響検討会28日初会合

2011年06月28日 11:00

 環境省は自然環境に配慮した再生可能エネルギーの導入を推進するための一環として、地熱発電事業に係る自然環境影響検討会の初会合を28日、都内の新宿御苑インフォメーションセンターで開催する。

 地熱発電施設の設置・稼働による自然環境への影響を整理するともに、自然公園などに係る風致景観上の支障軽減策などを検討していく、としている。初会合では検討会の趣旨を明確にするとともに、年間計画などを議題にする。

 また、環境省では7月1日には地熱発電事業に係る温泉・地下水への影響検討会の初会合を都内中央区のオフィス東京で開くことにしており、化石発電、原子力発電の比重を下げ、新たな発電への模索が活発化しつつある。
(編集担当:福角忠夫)