M7以上の余震 可能性低下 気象庁

2011年06月09日 11:00

 気象庁は8日、東日本大震災後の余震について「全体的にはM7.0以上の大きな余震が発生する可能性は低くなってきたが、まれに大きな余震が発生することもある」として注意を呼びかけている。

 また「福島県から茨城県の陸域では活発な活動が続いている」としてこの地域の活動には特に注意をするようにとしている。

 「規模の小さな地震でも沿岸域や陸域では最大震度5弱以上の揺れになることがあるため、注意が必要」(気象庁)。

 ちなみにこれまでに発生した余震はM7以上が5回、M6以上が82回、M5以上が502回。最大震度4以上の地震は170回になっているという。数値は8日午前8時現在までの数値。(編集担当:福角忠夫)