三井不動産は1日、名古屋・名駅地区にて「名古屋三井ビルディング新館」が竣工したことを発表した。
「名古屋三井ビルディング新館」は「名古屋三井ビルディング別館」および「三井ビル駐車場」跡地にて開発を推進していた地上14階・地下1階のオフィスビルで、ピロティ空間は1987年竣工の「名古屋三井ビルディング本館」のサンクンガーデンと一体的なオープンスペースを形成。名駅地下街と広小路横断地下通路で直結しており、雨天時も雨に濡れずにアクセスすることが可能で、大型開発が進む名駅通の街並みと調和をとるためにガラスカーテンウォールを採用している。
環境への配慮として「名古屋三井ビルディング新館」は、遮熱・断熱性能の高いLow‐E複層ガラス、日除けルーバーを採用し、直射日光による熱負荷を軽減。また、高効率照明器具(省エネ対応蛍光灯)や自動調光が可能な照明システムなどの導入も行っており、「建築物環境配慮制度(CASBEE)名古屋」ではSクラス評価となっている。尚、オフィスフロアについては満室での竣工となった。