社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)はパソコンの4月の国内出荷実績を26日まとめた。地上デジタルチューナー内蔵のパソコンの売れ行きが好調だった。
協会によると、デスクトップが25万8000台、ノート型が64万6000台で、合わせて90万4000台となり、前年同月に比べデスク型で3.9%、ノート型で1.7%の増となり、パソコン全体では2.3%の増になった。金額ベースで751億円。金額ベースでは4.1%減少している。
協会は「震災の影響が見受けられず、4ヶ月ぶりに前年同月実績を上回り、好調に推移した」とし、特に、デスクトップを中心に地上デジタルチューナー内蔵のパソコンは12万台(デスクトップが9万9000台と前年同月より29.7%の大幅増。ノート型は2万1000台と前年同月比で24%減少となった)と前年同月に比べ15.5%の高い伸びを示した。(編集担当:福角忠夫)