NTTデータグループ会社2社が7月1日に統合

2011年05月26日 11:00

 NTTデータは25日、グループ会社であるNTTデータ先端技術とNTTデータ・セキュリティが、NTTデータ先端技術を統合会社として7月1日に統合することを発表した。

 従業員数約300人のNTTデータ先端技術は、オープン系ITシステム基盤に関するテクニカルコンサルティング、システムインテグレーション、および製品販売とそのサポートを事業の柱として設立された会社で、一方、従業員数100人のNTTデータ・セキュリティは、PCI DSS(クレジットカードの情報セキュリティに関するグローバルセキュリティ基準)対応のソリューションや情報漏洩対策、セキュリティ診断・コンサルティング、不正アクセス監視・遮断を事業の柱として設立された会社である。両社はともに1999年に設立された。

 今回発表された統合によって、今後、新技術や各種サービスの組み合わせによる付加価値の高いソリューションの提供と、NTTデータグループの中期経営計画におけるグループ経営強化の方針に基づいたグループ事業の見直し、さらに事業規模拡大による経営の効率化を行う。NTTデータ・セキュリティのセキュリティ分野における幅広い知識ノウハウと、NTTデータ先端技術の高度なITシステム基盤技術を融合させることで、多様なニーズに対して、更なる付加価値をもってサービス提供を行っていくという。