被災者が平常が近づいたと思える迅速対応を

2011年05月23日 11:00

 菅直人総理は20日に開かれた緊急災害対策本部会議であいさつし「東日本大震災から70日目にあたる」と語るとともに「被災を受けたみなさんが、確かに生活が平常な形に近づいてきたと1日も早く感じてもらえるような結果を出せるよう、精一杯頑張って頂きたい」と一層の協力を要請した。

 菅総理は「がれき処理や義捐金の対応など、全力であたって頂いているが、避難されている方からみると、なぜこんなに遅いのか、なぜ、こんなことができないんだと多くの意見が出ていることも(みなさん)承知頂いていると思う」と語り、できるだけ、復旧・復興へ動いていることを被災者に体感してもらえるような迅速、的確な対応に努めなければならないとの思いを込めた。
(編集担当:福角忠夫)