自民党の安倍晋三総裁は17日、遊説先の熊本県での街頭演説で「昨日の野田総理の記者会見で印象に残った言葉は、うそをつくつもりはなかった、という言葉。沖縄で最低でも(普天間移設は)県外と約束し、こども手当ては月額2万6000円、高速道路はタダにする、ガソリンはあげない、みんな、うそをつくつもりはなかったのだろうと思う。そして、中国、韓国との関係も自民党時代よりもっと悪くした」と批判し「政治は結果だ」と自民党への支持を訴えた。
安倍総裁は「きょうのこの日にそなえてきた。思い切った経済政策をすすめていく。日銀と協調して大胆な金融緩和を必ず実行していく。必要であれば、日銀法だって改正していく。必要なことは全てやっていく」と訴え「政権を失う前の自民党政策とは次元の違う政策をやっていく。思い切った公共投資もやっていく。デフレから脱却しなければ財政再建はできないのです」と政権奪還へアピールした。(編集担当:森高龍二)