シャープは、JR大阪駅のリニューアルに伴い、広告表示用デジタルサイネージに採用する大型液晶ディスプレイ計98台をジェイアール西日本コミュニケーションズに納入したという。
縦置きの液晶ディスプレイ12台による約206V型相当のマルチディスプレイシステムを含め、大型液晶ディスプレイ48台で構成する「大阪マルチビジョン48」には、狭額縁タイプの液晶ディスプレイを採用しているため、ディスプレイ間のつなぎ目が目立たないのが特徴だ。また、明るい場所でもメリハリのある表示が可能な点を活かし、日差しが差し込むJR大阪駅3F南北連絡橋の柱上部にも設置し、鮮やかな広告を表示するという。
さらに、JR東日本エリアに設置したジェイアール東日本企画、ジェイアール西日本コミュニケーションズによる企画商品、デジタルサイネージ「J・ADビジョン」と連動する広告表示も、9日以降の実施を予定している。
同社は今後、大型液晶ディスプレイによる高精細できれいな映像メディアを二大都市圏で同時に展開することで、各社が展開する広告媒体の効果的な訴求に貢献できると考えている。