政府は東日本大震災で他の都道府県に避難している被災者に「名前や生年月日、性別、避難前の住所と避難先の所在地」を避難先の市町村に連絡するよう呼びかけている。また、避難所に避難している人は避難所を通して避難先の市町村に連絡するように、親戚や友人宅に避難している人も避難先の市町村に連絡するよう協力を求めている。
これは避難者から連絡を受けた避難先の自治体が元の市町村に連絡をすることにより、見舞金の給付連絡や国民健康保険証の再発行、税・保険料の減免・猶予・期限延長などの通知サービスを受けることができるようになるため、被災者が不利益を受けないよう連絡を呼びかけているもの。また被災した地元自治体にとっては安否確認にもなる。(編集担当:福角忠夫)