ヤマハ発動機 は、4月23日・24日に「東京流通センター(TRC)」で開催される「第10回子どもの福祉用具展2011~キッズフェスタアンダー18~」に、同社の「JWX-Ⅰ(ジェーダブリューエックス・ワン)」や「ジョイユニットX(エックス)」を中心とした車イス用電動ユニットや装着事例などを展示する。
同社は1990年代前半より独自の高度な制御技術や駆動技術などを応用し、ユーザーの快適性・利便性に加え、介助者の負担軽減を追求した電動車イス関連製品を提供してきた。今回出展している「JWX-Ⅰ」は手持ちの車イスを電動化するユニットで、折り畳めて持ち運びが便利であるなど、手動車イスの手軽さから多くのユーザーに愛用されている。また、フラットモーターの採用で、車イスへの装着性も向上しており、子ども用車イスに取り付けるケースも増えてきているという。 一方、「ジョイユニットX」は、ホイールサイズ16インチの手動車イスを電動化するユニットで、リクライニングタイプやチルトタイプなど、小径車イスへの取り付けが可能となっている。
同イベントでは車イスメーカー各社の協力を得て、様々な子ども向け車イスに両ユニットを装着して展示し、さらに実際の使用感も味わえるよう試乗も行えるという。 (編集担当:宮園奈美)