関東地方1都7県の住民500人を対象に4月7日、8日に行われたアンケート調査で95%の人が節電行為をしており、93%の回答者が電力不足解消後も節電を続けたいと思っていることが分かった。
民間の調査会社・マクロミルが東京、群馬、栃木、埼玉、茨城、神奈川、千葉、山梨に住む20歳以上の男女を対象に実施した。
それによると、震災後の電力不足による節電でライフスタイルに変化があったかとの問いでは、71%があったと答えた。変化の内容は「家の中で過ごすことが増えた」(48.2%)「家族と同じ部屋で過ごすようになった」(31.9%)「徒歩や自転車で行動するようになった」(30%)「早寝早起きになった」(25.2%)など、家族団らんやエコにもつながっていた。
具体的な節電行動では「照明をこまめに消す」が89.7%と最も多く、「エアコンを利用しない、設定温度を控える」(72%)「使用しない電化製品のコンセントをぬく」(64.8%)「照明を控えめにする」(48.2%)などの人が多かった。
さらに、夏場の電気需要期での一層の節電に朝型生活をする、家族が集まって生活するなど、節電のためにライフスタイルを見直して協力したいと思うかとの問いにも84.2%が協力したいと思っていた。協力したくないは9%と一桁にとどまっていた。
(編集担当:福角やすえ)