ワコールやトリンプ、60代をターゲットにした機能美下着を発売

2011年04月06日 11:00

 シニア世代の女性に向けた機能性とファッション性を追求した下着が注目を集めている。

 ワコール は、60代からの女性の体型・体質の変化を補う機能訴求インナーブランド「グラッピー」より、”エイジングを、ハッピーに”という考えのもと、美しく、ここちよく、かろやかに、いきいきと活動する女性へ向け”一枚ですっきり着こなせる2重構造のカップ付きキャミソール”を3月中旬より発売している。同製品はアクティブに行動する”シニア世代”に向け、アウターとしても、着用できるように内側にはカップを内蔵し生地が身体にフィット、外側の生地はゆったりとしたデザインの2重構造のブラキャミソールとなっている。

 なお同社は、今回の震災の支援として義援金1億円、また支援物資として4月4日時点で婦人肌着・婦人ショーツ・靴下を132,000枚、紳士肌着・ボトム・靴下を30,000枚、子供肌着・ショーツを14,000枚提供しているという。

 またトリンプ・インターナショナル・ジャパンでは、60代をターゲットにしたシリーズ「プレジアフォルテ 楽ソフト」より、背筋を伸ばして美しい姿勢をサポートする新アイテム「プレジアフォルテ 楽ソフト 背筋ピーンと」を、昨年3月より発売している。同製品は経年による体型変化や筋力の衰えに着目したシリーズ。Z-MON治療院の寺門琢己氏と共同開発した新構造「VX構造」により、腹筋と背筋をサポートすることで上半身を支えて背筋を伸ばし、腰や肩にかかる負担を軽減しながら美しい姿勢を実現するブラジャー一体型の機能性インナーだ。ボディには伸縮性に優れ体の動きについてくるトリスキン素材を使用し、しっかりおさえつつも毎日でも着用できる楽な着心地に仕上げているという。

 同社もまた全国の直営店AMO’S STYLE20店舗にて、3月24日から4月30日の期間、被災地へ向けた募金活動を実施。集まった募金は日本赤十字社を通じて寄付するという。さらに支援物資としては婦人肌着、婦人ショーツ、紳士肌着など合計62,000枚を提供。トリンプファミリーセールの売上の一部を、日本赤十字社に寄付するという。