優先すべきは予算と関連法案の年度内成立

2011年02月16日 11:00

 平田健二民主党参議院幹事長は15日午後の記者会見で「あたかも社会保障制度と税の一体改革、これを優先するかのような。考え方として整理していかねばならない」と社会保障制度と税の一体改革が優先課題のような取り上げ方になっていることに懸念を示し、今優先すべきは「2011年度予算と予算関連法案であり、年度内に成立させることに全力をあげて努力しなければならない」と強調した

 平田氏は「さきの党首討論をみていても、何を優先しているのか分からない」と重要案件は予算と関連法案であることを特に意識する会見となった。

 また、小沢一郎元民主党代表に対する党としての処分について「(わたしは)裁判の結論が出るまで処分の必要なしと思っていることに変わりない」と語り、「これからまだ(野党から)国会での証人喚問など強く求められると思っている。それは仕方ない」と語った。(編集担当:福角忠夫)