スズキ <7269> が11月9日、平成25年3月期第2四半期決算を発表した。連結累計期間の国内売上高は前年同期比14.8%増の5151億円、海外売上高は同8.5%減の7117億円となり、連結売上高全体としては1兆2268億円と前年同期並み、営業利益は前年同期比2.2%増の661億円、経常利益は同3.6%増の700億円、四半期純利益同30.9%の419億円となった。
セブメント別では、二輪車が、欧米及びアジアの販売減少などにより、売上高が前年同期に比べて18.1%減少。営業利益も前年同期7億円から59億円の営業損失となっている。四輪車は、国内においては震災の影響で生産が落ち込んだ昨年を上回ったものの、海外では円高の影響や欧州の販売が減少。結果、四輪車事業全体の売上高は前年同期比2.5%増の1兆891億円、営業利益は同14.9%増の692億円となった。また、特機等は、欧州向けの輸出が減少したこと等により前年同期比5.5%減の250億円、営業利益は28億円と同25.1%減少している。
なお、業績予想に関しては、前提となる為替レートや販売台数等は見直されたものの、売上高や利益目標は据え置かれた