マツモトキヨシホールディングス<3088>は9日、平成25年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は2,277億25百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益は84億37百万円(同1.9%増)、経常利益は94億94百万円(同3.6%増)、四半期純利益は47億68百万円(同7.9%増)となっている。
現在ドラッグストア業界においては、花粉飛散量の減少、昨年発生した震災需要の反動減、競合企業の積極的な出店、同質化する異業種との競争などにより、経営環境は大変厳しい状況で推移している。
このような環境のなか、同社グループは新規出店に関して、関東地域を中心に、グループとして39店舗(フランチャイズ1店舗を含む)を出店し、多様化するニーズへの対応および既存店舗の活性化を重点に65店舗の改装を実施。スクラップ&ビルドを含め将来業績に貢献の見込めない31店舗を閉鎖している。さらに、グループ競争力の強化、シェア拡大に向けたエリアドミナント戦略の一環として、東北地域に62店舗のドラッグストア・調剤薬局を展開するダルマ薬局を本年5月14日付けで子会社化するなど、積極的な展開により、売上高、営業利益及び経常利益については同期間における過去最高となった。