参議院外交防衛委員会理事の佐藤正久議員(自民)は10日、「野田総理は明日への責任を果たすことが大事と述べたそうだが、年を越して国民の信を問うたら嘘つき総理のイメージが定着し、国民から嘘つき呼ばわりされる。そしたら周辺国は総理を相手にしないだろう。決断の時期だ」と外交への影響の大きさも踏まえ、越年の選挙でなく、年内の投開票に決断すべきと求めている。
佐藤議員は「新聞で12月下旬解散、1月6日公示、20日投票を総理が検討と報じているが、嘘つき回避で年末解散。来年度の予算編成はやる。自民が勝ったら、予算の組み直し暫定予算で景気低迷・国民負担増と主張する算段」と先延ばしし続ける野田総理の対応を批判した。(編集担当:森高龍二)