日立建機<6305> は、ZC35T、ZC50T振動ローラの2機種を、10月22日から発売する。
今回発売する運転質量3.06tのZC35T、同4.13tのZC50Tは、CC135-3AおよびCC150-3Aの後継機で、前後輪共に鉄のドラムのタンデム型。すでに7月に発売した前輪は鉄のドラム、後輪はタイヤのコンバインド型であるZC35CとZC50Cと同クラスの別モデルとなる。
主な特長としては乗り降りが楽なヒューマンステップを採用し、コンパクトかつ低重心の設計で視界が良く、安全、快適な操作性を実現。また、調整機能の付いた2段跳ね上げ式スクレーパの採用や運転席前スペースを広げるなど、使いやすさを向上している。さらにオフロード法の排出ガス第3次規制値、国土交通省指定の超低騒音型建設機械の基準値もクリアした、環境に優しい道路機械となっている。
なお販売目標は、2機種合計で年間50台を見込んでいる。
(編集担当:宮園奈美)