JR品川駅に次世代型の高機能飲料自販機が登場

2010年08月12日 11:00

 JR東日本ウォータービジネスは、8月10日より品川駅で次世代自動販売機を先行で設置した。

 ブランドミックス機やSuica対応の徹底など飲料自動販売機の開発を進めてきた同社が今回展開するのは、大型タッチパネルディスプレイ及び高度なマーケティング頭脳を搭載した高機能飲料自動販売機。「顧客起点で自動販売機の変革に取り組み、お客様とのコミュニケーションにより、ちょっとFUN(楽しく)でSPECIAL(特別)なひとときを提供する」をコンセプトに掲げ、商品の魅力を表現すると共にシンプルな操作を実現した。

 本体上部に取り付けられたセンサーで年代と性別を判定し、おすすめ商品を表示。季節や時間帯、環境に応じた商品訴求を行うという。これらのPOS情報を取得することでマーケティングデータとして活用することも可能となった。さらにユニバーサルデザインにも考慮し、女性が膝を曲げないで取り出せる高さに取出し口を設けた。

 今回先行展開した品川駅に加え、今後は東京近郊のJR東日本エキナカでの展開を開始。2年以内に約500台を展開する予定だという。
(編集担当:山下紗季)