靖国神社 谷垣自民総裁は参拝 菅総理しません

2010年08月12日 11:00

 終戦記念日の8月15日に靖国神社に参拝する予定があるのかどうかについて、谷垣禎一自民党総裁は11日、記者団の質問に答え「総裁選挙で、今度の8月15日には(靖国神社に)お参りするということで選挙を戦いました」と語り、参拝する意向を語った。

 一方、菅直人総理は10日の記者会見で「首相在任中は靖国神社にはお参りしない、と就任時に申し上げた」と参拝しないことを改めて明言した。

 また、長妻昭厚生労働大臣は10日の記者会見で「靖国神社はA級戦犯の方が合祀をされているというようなことに鑑みて、参拝をする予定はありません。今後、広く参拝が可能な在り方を検討していき、そして実現をしていくことが必要になると思っております」と靖国神社とは別に、宗教色を離れた国立追悼施設の検討をする必要性に言及した。

 靖国神社の参拝については、特に総理、閣僚が参拝することには政教分離の視点から憲法上も問題があるとの見解があるなどの経緯があるほか、A級戦犯が合祀されている靖国神社への総理、閣僚級の参拝に対しては韓国や中国から例年、国民の感情を逆なでするものとの声も聞かれるなど、こうした国々への国民感情にも配慮した菅総理の判断とも受け取れる。
(編集担当:福角忠夫)