動物愛護週間記念切手の寄附金配布先決まる

2010年07月30日 11:00

 総務省は郵便事業株式会社から7月7日付けで申請があった寄附金付き「動物愛護週間制定60周年記念切手」に付加された寄附金(4166万6000円)の配分団体先について、審議会の答申通り、29日、認可した。

 配分を受けるのは24団体で、内訳では、愛育動物が飼えなくなった飼い主に代わり、里親が見つかるまで愛育事業を行うNPO法人動物愛護協会など「社会福祉の増進に関係する団体」11団体(1349万9000円)。自然災害に備えるための新たな救助犬の育成や訓練を行うNPO法人日本レスキュー協会など「非常災害による被災者の救助や予防を行う事業団体」4団体(908万9000円)。盲導犬の普及啓発を図るため、学生向けに啓発事業を行う特例財団法人関西盲導犬協会など「青少年の健全育成のための社会教育事業を行う団体」4団体(519万9000円)。犬や猫などペットの適正飼育の実践やヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコなど希少野生動物の生息環境改善のための共生地域モデル事業に取り組むNPO法人どうぶつたちの病院など「地球環境の保全に取り組む事業団体」5団体(1387万9000円)となった。
(編集担当:福角忠夫)