東芝 <6502> は、世界初の2画面タッチパネルを採用したWindowsミニノートPC「リブレット(libretto)W100」など4機種7モデルを6月25日から順次発売すると発表した。
ノートPC事業25周年を迎える同社が今回発売するのは、高性能、小型・軽量化を追及したモデル。「リブレットW100」は、2つの7.0型ワイド画面を搭載することで10型ワイド画面相当の情報閲覧を可能にした。WindowsOS搭載のノートPCとして世界初の2画面タッチパネル採用。1画面をキーボード表示することで通常のPCとして、縦方向に持ち替えると書籍コンテンツ用としての利用ができる。また、約699gという小型軽量化を実現し、手軽に持ち歩ける利便性を追求した。
「dynabook RX3」は、13.3型の液晶および光ディスクを内蔵し、通常電圧版のCPUを搭載しながらも約1.25kgを実現。さらに約11時間という長時間バッテリー駆動も可能にした。「dynabok Qosmio DX」は、世界最速ブルーレイダビングやSD解像度の映像を高精細なフルHD解像度へのアップコンバートができる。HDMI入力やD4入力端子を採用することで、ゲーム機やブルーレイディスクレコーダーなどを外部入力機器として接続でき、AV機器のディスプレイとしての利用も可能。迫力と臨場感のあるサウンドを楽しむことができる。「dynabook AZ」は、アンドロイドプラットフォームで「NVIDIA250プロセッサ」を搭載した世界初のハードウェアキーボード搭載クラムシェル型端末。スマートフォンのような機動性とPCのような利便性を兼ね備えた新インターネットデバイス「クラウドブック」である。
同社は、今回の新機種で新たな価値創造と市場へ挑戦するとともに、各国のニーズに応えたモデルを展開。年間グローバル出荷台数2500万台を目標としているという。
(編集担当:山下紗季)