野村不動産ホールディングス、第2四半期は増収増益

2012年10月30日 11:00

 野村不動産ホールディングス<3231>は29日、2013年3月期第2四半期連結決算を発表した。売上高が222,597百万円(前年同期比46.9%増)、営業利益が30,928百万円(同69.9%増)、経常利益が25,256百万円(同130.8%増)、四半期純利益が13,281百万円(同163.8%増)となっている。

 増収増益の要因としては、住宅分譲事業において、販売状況が順調に推移したことに加え、一部商品の計上期が東日本大震災の影響に伴い前期から当第1四半期に変更となったこと等により計上戸数が増加したこと、及び同事業の利益率が向上したことなどが考えられる。

 尚、通期での見通しは、現時点までの事業の進捗状況と今後の見通しを勘案した結果、期初に発表した業績予想から、売上高を7,000百万円減(1.3%減)の516,000百万円、経常利益を2,000百万円増(5.0%増)の42,000百万円に変更。また営業利益、当期純利益の業績予想数値に変更は無しとしている。