鳩山由紀夫首相は19日、日米安保50周年を迎え、「(日米安保体制は)我が国の安全のみならず、アジア太平洋地域の安定と繁栄に大きく貢献してきた。我が国が自由と民主主義を尊重し、平和を維持し、経済発展を享受できたのは日米安保体制があったからといっても過言ではない」との談話を発表。
「日米同盟を21世紀にふさわしい形で深化させるべく、米国政府と共同作業を行い、年内にその成果を国民に示したい」との考えを表明した。
首相は日米安保体制について「日米同盟は、日本外交の揺るぎない基軸。日米間で一層緊密に協力し、日米安保体制を中核とする日米同盟を21世紀にふさわしい形で深化させていく」とし、今後においても「ひとり我が国の防衛のみならず、アジア太平洋地域全体の平和と繁栄にも引き続き不可欠のもの」との考えを示した。
(編集担当:福角忠夫)