学校の食育に企業が出前授業 7割が歓迎

2009年12月10日 11:00

 学校の食育に企業が出前授業することに、7割以上が歓迎していることが、12月9日までの公明党のインターネット調査で分かった。

 調査によると、223人が回答。学校の食育で企業が出前授業をするとすれば、あなたはどう思いますかとの問いに、42.15%が「企業が純粋に社会貢献として行うなら良いことだと思う」と答え、17.94%が「先生よりも食に詳しい専門家の話が聞けるので歓迎する」、11.21%が「授業が楽しくなり、充実すると思われるので、良いと思う」と、全体で71.30%が歓迎するとの回答だった。

 逆に、「企業の宣伝に利用されそうなので、あまり好ましくない」は8.52%にとどまっていた。

 また、20.18%は「こどもにとってどちらがためになるかで判断したい」としている。

 最近では食品関連企業の専門家が小中学校で食育をこどもたちに教えるケースが増えており、企業のイメージアップと専門知識を持つ専門家の授業で学校側にもメリットがあるなどから、こうしたケースは今後も増えるものと見られている。
(編集担当:福角忠夫)