コニカミノルタ(コニカミノルタホールディングス <4902> )は27日、環境に関する思いを五・七・五のリズムにしたためた「コニカミノルタ エコ俳句大賞2009」の入賞作品を発表した。
同コンテストは、2005年から毎年開催されており、俳句特有の「季語」や、多少の「字余り・字足らず」にはこだわらず、『省エネ』と『エコ(環境)』をテーマに作品を募集している。第5回目となる今回の応募総数は9,284句にもおよび、これまでで最多となった。地球温暖化が世界中で大きな話題となっている中、人々の環境への関心の高まりがエコ俳句の応募数にも表れていることが伺える。
今回、エコ俳句大賞に輝いたのは、「もったいない それが家族の マニフェスト」という一句。日本特有の言葉である「もったいない」と、「マニフェスト」という流行のキーワードを活かして、家族で力をあわせてエコに取り組む決意がよく表現されている。他にも一般部門では「娘には お古と言わず リサイクル」、中高生部門では「使い捨て? たった一つの 地球でも??」、小学生・幼児部門では「エコのこと おばあちゃんにも 教えたよ」という作品が、それぞれ優秀賞に選出された。
これらをはじめとする入選作品および予選通過作品は、同社のウェブサイトで閲覧できる他、12月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2009」のコニカミノルタブースでも掲示される予定だ。
2050年までにCO2排出量を80%削減する「エコビジョン2050」という大きな目標を掲げるコニカミノルタでは、今後も長期的視野に立った環境活動を積極的に展開していく方針だ。
(編集担当:北尾準)