東芝、「レグザ」秋冬ラインナップ強化し、シェア拡大を狙う

2009年09月18日 11:00

k090917_032_2

9月25日より順次発売が予定されている東芝の液晶テレビ「レグザ(REGZA)シリーズ」秋冬モデルのラインナップ5シリーズ25機種

 東芝 <6502> は16日、BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ(REGZA)シリーズ」の新商品として、「ZX9000」、「Z9000」、「H9000」、「R9000」、「A9000」の5シリーズ25機種を9月25日から順次発売すると発表した。

 500GBの大容量ハードディスクを内蔵した「ZX9000」、「H9000」と、「Z9000」、「R9000」は、USBハブを介して、USBハードディスクを最大4台まで同時接続することが可能となった。これにより手軽に録画容量を増やすことができたり、自分専用のハードディスクに録画するなど、ユーザーにとっては好みに応じた使い分けができるようになる。

 また、「ZX9000」、「Z9000」には3つの地上デジタルチューナーを搭載されており、「地デジ見ながらW録」機能により、地上デジタルの番組を自由に切り替えて視聴しながら、2つの裏番組を同時に録画することができ、録画中でも番組視聴を自由に楽しむことが可能。また、アニメーション画像の輪郭部の周辺ノイズを抑える機能も追加した「レゾリューションプラス3」や、部屋の色温度を検知して画像の自動調整を行う「おまかせドンピシャ高画質3」も搭載することで、映像本来の美しさを再現している。さらに、最上位シリーズの「ZX9000」では、同社で新たに開発された「LEDバックライトコントロールシステム2」を搭載し、繊細な映像処理をも実現している。

 今年5月から実施されているエコポイント制度や2011年の地上デジタル放送への完全移行などにより、デジタルテレビの需要はますます高まっている。得意とする半導体技術やストレージ技術で録画機能、高画質機能を進化させてきた東芝の「レグザ(REGZA)」は、最新の映像技術を凝縮したハイスペックモデルや、シンプルな機能で価格を抑えながらも環境性能に優れたエコロジー&エコノミーモデルまで、多彩な新ラインナップを構成することで、多様化するユーザーニーズに対応し、シェア拡大を狙う。
(編集担当:北尾準)