カブドットコム、平成25年3月期第2四半期の決算を発表

2012年10月25日 11:00

 カブドットコム<8703>は24日、平成25年3月期第2四半期の決算を発表した。営業収益は5,325百万円(前年同期比17.9%減)、純営業収益は4,473百万円(前年同期比20.5%減)、営業利益は904百万円(前年同期比41.8%減)、経常利益は960百万円(前年同期比41.7%減)となっており、四半期純利益は630百万円(前年同期比25.7%減)となっている。

 当第2四半期計期間の株式相場は、総じて軟調に推移。日経平均株価は期初こそ10,000円台と小高く始まったが、日銀の追加緩和期待の剥落と欧州債務危機の再燃などにより、6月の初旬には8,200円台まで下落した。その後、9,000円台を回復する局面もあったが、長引く円高にチャイナリスクなどもあり、8,800円台で終わった。

 また、欧州債務問題や中国の景気減速、円高株安、景気の踊り場感、さらには中国の反日不況までが取り沙汰されたことで投資家の投資意欲も低下、東京証券取引所市場第一部の売買代金も落ち込む中で、当第2四半期累計期間の1日当たり株式個人売買代金は3,688億円と、前年同期の4,471億円から17.5%の減少となった。また、三市場の信用取引買建玉残高は1兆2,963億円(前年同期末1兆4,408億円、前年度末1兆3,892億円)と、前年同期比10.0%の減少、前年度末比6.7%の減少となった。