ワコール <3591> は、2009年8月初旬より産前・産後の骨盤まわりをサポートする新機能ボトム『骨盤研究所』を「ワコールマタニティ」より販売。産前用・産後用の2タイプで展開し、合計10,000枚の売上(09年8月~12月)を目指す。
ワコール <3591> は、2009年8月初旬より産前・産後の骨盤まわりをサポートする新機能ボトム『骨盤研究所』を「ワコールマタニティ」より販売。産前用・産後用の2タイプで展開し、合計10,000枚の売上(09年8月~12月)を目指す。
女性は妊娠するとおなかが大きくなるため、バランスが取りにくい姿勢になる。そのため上半身が反り身がちになり、妊婦から「ラクにおなかを支えたい」という声が多く集められていた。
そこで同社は骨盤を安定させることで少しでも反り身にならない姿勢を保てばラクにおなかを支えられ、腰への負担の軽減ができると考察。骨盤に着目し、新機能ボトム『骨盤研究所』の開発に至ったという。また、妊娠前にガードルを履いた経験が無く、ガードルは苦手という消費者も対象としているため、締め付けの少ないやわらかな素材感を実現。履きやすく、骨盤を安定させ補助することにも成功した。
特長としては、産前用は妊娠期の反り身をおさえ、骨盤下部をサポートする裏打ちで骨盤まわりを安定させることにより、ラクに過ごせるような構造となっている。産後用は、出産で負担のかかったからだを伸縮性の高い素材で骨盤まわりを安定させ補助するという。
同社は全国の百貨店マタニティ売場で今後もマタニティ商品のバリエーションをさらに充実。今後も、産前・産後の妊婦へのアプローチを図っていく方針だ。(編集担当:宮園奈美)