ダイドー(2590)、各地域の特性を活かした4つの珈琲を発売

2009年07月07日 11:00

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ダイドードリンコが、7月6日より発売する、地域特性を活かした限定商品「大江戸珈琲」、「東北紀行珈琲」、「うみゃあ珈琲」、「九州紀行カフェオレ」。それぞれ各地域のコンビニエンスストア及び量販店等で販売される。

 ダイドードリンコ株式会社 <2590> は、地域の特性を活かした限定商品を各地域のコンビニエンスストア及び量販店等で展開。2009年7月6日より「大江戸珈琲」を、「東北紀行珈琲」、「うみゃあ珈琲」、「九州紀行カフェオレ」は7月27日より、それぞれ発売する。

 不況の中、ユーザーは買い渋り傾向にあるが、製菓やビール、キャラクターグッズなどの”地域限定○○”といった商品は人気を博し、売り上げは好調だ。人気を集めている理由としては、その地域でしか購入できないというオリジナル製だけでなく、その商品自身が地域の特長や魅力を有し、地域内外に関わらず、全てのユーザーに”限定・プレミアム感”を与えていることが考えられる。

 同社はこれまで近畿限定「まいどコーヒー」ならびに「九州限定ミルク珈琲」を発売。各地域の特長を表したパッケージや味わいが好評を得て、順調な売り上げを記録している。

 今回は新たに「東北紀行珈琲」、「大江戸珈琲」、「うみゃあ珈琲」、「九州紀行カフェオレ」の4品を発売。「東北紀行珈琲」は東北各地のお祭りをモチーフに地域性を訴求。”ちょっと甘め”の癖になるおいしさが好評だ。「大江戸珈琲」はまろやかなミルクとしっかりとした甘みが都会に似合うシティローストの力強い味わいを感じさせる。

 また、「うみゃあ珈琲」は地域に合わせ、苦味を抑えた味わいを実現。思わず「うみゃあ」とこぼれるコーヒーに仕上がっている。また、九州エリア限定のほど良い甘さのカフェオレは「ちょっと甘かぁ~」とつぶやくような、ほど良い甘さが魅力となっている。

 同社は今後も、各地域の嗜好に合わせた味わいや、特色をパッケージ化することで、ユーザーへ商品に対するプラスアルファの満足感を提供。”地域限定”に特化することで、新たな市場の活性化を図る考えだ。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:宮園奈美)