東芝 (6502)、「dynabook UX」シリーズ3モデルを新発売

2009年06月11日 11:00

 東芝 <6502>は、ネットブック「dynabook UX」シリーズに、約10時間の長時間駆動が可能なモデルなど、ボディカラーにコスミックブラックを採用した3モデルを新たに商品化し、6月13日から順次発売することを発表した。

 新商品となる「dynabook UX/25JBL」は、大容量のバッテリーを採用することで、従来モデルの約2.5倍にあたる約10時間の長時間駆動を実現。また、すべてのモデルにボディカラーとして新色「コスミックブラック」を採用するとともに、高級感のあるハイグロスコーティングを施し、全体的にやわらかな曲線美を持つデザインになっている。さらに成型時に金型の中に転写フィルムをはさみこむ「成型同時加飾転写工法」により、複雑な三次元曲面への繊細なグラデーションラインを表現しており、従来モデルとは異なる質感も楽しむこともできる。

 今回の「dynabook UX」シリーズの新商品では、10.1型ワイド液晶、19mmのキーピッチを確保したキーボードを採用し、画面の見やすさ、操作のしやすさを提供。また、有効画素数が約30万画素のウェブカメラ搭載により、インターネットでのテレビ電話を手軽に楽しめる。さらに「東芝HDDプロテクション」をはじめ、「東芝USBスリープアンドチャージユーティリティ」など、「dynabook」シリーズならではの使い勝手のよいユーティリティや、電子辞書として旺文社の英和中辞典、国語辞典など4つの辞書をいつでもどこでも利用できる「デ辞蔵PC」など、実用的なソフトを豊富に搭載している。

 4月末に発売を開始した「dynabook」シリーズの「UX/23J」が、5月度のミニノートパソコン売上ランキング(GFK Japan調べ)において1位を獲得するなど好調な同社では、今後もユーザーに求められるさまざまな機能を向上させたPCの商品化を行っていきたいとしている。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:北尾準)