国土交通省は、きょう４日から建築物に対する新たな調査として「建築物リフォーム・リニューアル調査」を始める。この統計は総務省から承認を得た承認統計となる。
この統計は総務省から承認を得た承認統計で、国土交通省では「地球環境問題・廃棄物問題が深刻化するなかで、つくっては壊すというフロー消費型社会から、いいものをつくって、きちんと手入れし、長く大切に使うというストック型社会への転換を図るため、建築物の長寿命化等の取組を推進するうえで、建築物のリフォーム・リニューアル状況を把握し、適切な施策を実施していくことが不可欠で、そのためのデータ収集を行うための調査」と説明している。
調査は全国の建設業許可業者のうち、５０００社を対象に、今月２７日までの間で実施。ここで得られたデータをもとにリフォーム・リニューアル市場の規模や動向、工事内容を把握し、建設投資推計や既存建築物ストックの有効活用に関する施策立案に役立てるとしている。
