UCCグループの北海道エリアの業務用食品卸事業を担うサッポロウエシマコーヒーとユーシーシーフーヅサプライが10月1日、合併する。このほど、合併契約が締結された。
これにより、サッポロウエシマコーヒーが強味とする大手外食店への食品卸、及び各種病院・事業所等への給食卸の営業・物流機能と、ユーシーシーフーヅサプライが強味とする個店を中心としたルートセールス、テレマーケティング、Web等を活用したマルチメディアセールス機能が統合され、複数の機能を駆使して道内全域を隈なくカバーするネットワークが構築される。
合併後の年商は、約180億円になる。業務用食品卸分野では道内最大規模となり、UCCグループの同事業における重要戦略「地域ナンバー1」を北海道で実現することとなる。また、2010年には年商210億円を達成させたい意向。
サッポロウエシマコーヒーは資本金3億円、年間売上高138億3800万円(2007年12月決算)、パートを含め従業員は203人。コーヒーの製造・卸、食材の卸、コーヒーの直営売店を経営している。一方、ユーシーシーフーズサプライは資本金1億円、年間売上高は42億円(2008年3月決算)、従業員はパートを含め118人で、コーヒー、紅茶など各種飲料水の製造、加工、販売のほか、冷凍食品、チルド食品の製造、加工、販売を行っている。