自動車再資源化率シュレッダーダスト70・8%

2008年06月23日 11:00

 いすゞ自動車は2005年1月1日から施行された自動車リサイクル法に基づく、2007年4月から2008年3月までのエアバッグ類、フロン類の再資源化等の実施状況等を公表した。同社は、エアバッグ類・フロン類は自動車再資源化協力機構に業務を委託、またASRはARTに加盟し、リサイクルに取り組んでいる。

 2007年度の再資源化率はシュレッダーダストで70・8%、エアバッグ類で94・3%。ASRの引取重量は6380トン、引き取ったガス発生器の総重量は483・3Kg、CFC引取量は1676kg、HFC引取量は3858kgとなっており、2009年度までの基準を大幅にクリアしていた。

 再資源化等に要した費用は3品目の総額で3億624万円、資金管理法人から払渡しを受けた預託金の総額は2億6969万円で、3655万円の赤字になったとしている。