環境省はエコ住宅(省CO2性能の高い住宅)の普及を加速化させ、家庭部門での二酸化炭素削減を図るため、今年度から「エコ住宅普及促進事業」をスタートさせる。リフォーム目的に応じた簡単なエコリフォームに誘導する普及啓発事業や家庭できるエコリフォーム技術の発掘などを行うとともに、地域協議会の連携による普及啓発能力アップを行うとしており、6月24日には、目的推進のためにどのような活動を展開していくべきか、エコ住宅普及の課題や今後の活動計画を議論するための「エコリフォームコンソーシアム」の設立総会を都内の財団法人日本環境協会で開催する。
エコリフォームコンソーシアムは地球温暖化対策地域協議会やリフォーム業界、部材業界などにより構成される。ここでは「地域性・経済性を考慮したエコリフォームの手法をまとめたガイドブックの作成など、目的に応じた適切なエコリフォームに誘導する普及啓発活動や家庭でできるエコリフォーム技術の発掘などを行うとともに、NPOや地域協議会との連携による普及に努める」という。